2005.02.03
なんとなく理由があり、理由を読んでみた
先日のブログで、映画の「理由」のブログがあったが、遅まきながら私は原作の「理由」を読んだ。
モチロン作者は宮部みゆき。彼女の作品は、今までには「模倣犯」くらいしか読んでない。映画ももちろん観たけど、映画はちょっと・・・。映画は「クロスファイア」も観た。こちらは矢田亜希子と長澤まさみが出てるので。
学生時代は、推理小説をちょこちょこ読んでいたが(中学生の時に西村京太郎を読みあさるという、かなり渋いセレクションであったが。その他アガサ・クリスティーなどなど)、社会人になりあまり読むことがなくなった。
ただ、今は映画という(私の担当はほぼ劇場未公開作品だが)文化の仕事に携わるようになり、そこから派生していろいろな文化を吸収したいと思うようになった。もともと本を読むのはキライではないし。
現在は今までのツケを払うように且つゆっくりと本を読んでいる。ただ、マイナー(といっては失礼か)な作品までにはまだ手が届かず、とりあえず過去そして最近の売れたり話題になった本(皆からそんなのもう読んだよって言われそうな本)から徐々に読むようにしている。売れた本が映画化するのは多々あるし。
そこで劇場公開(もともとはWOWWOWの作品だが)した「理由」を観る前に原作を読んでみた。
どちらかといえば私は映画を観る前に原作を読む方が好きだ。映画を観てから原作を読むこともあるが、やはり原作が面白ければ映画を観たくなる(面白くない本は映画化しないと思うが、面白いかの観点はあくまで主観であるので)。ノベライズは別として、やはり作られた順番どおりに見たい。で、勝手にキャストを考えたりして想像しながら読んだりもする。その後映画を観て、本筋がわかっている分普段とは違った見方で映画を観れる。
「理由」はかなり淡々と物語が進んでいった。ただ、その淡々さが逆に不気味さを醸し出していた。映画はどんな感じなんだろう。
昨日からこれまた宮部みゆきの「レベル7」を読んでいる。こちらは「理由」とうってかわって展開が速い。
その後は東野圭吾の「レイクサイドマーダーケース」にしようかな。
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