2005.02.07

ソン・ガンホはいい!

昨日はTVで「シュリ」を放映していた。

当然、ハン・ソッキュの相棒役で出ているのは、「大統領の理髪師」主演のソン・ガンホだ★当時は今より痩せており、さらに役柄のせいもあってか、かなりシャープな目つき&身のこなし。特に、「大統領の理髪師」を観た私にとっては、「シュリ」のソン・ガンホはワイルドに映るのだ。とかく四天王には入れてもらえないガンホだけど、こんな素敵な役者はいない。今週いよいよ皆様へお披露目となる「大統領の理髪師」。チャーミングで、野暮ったさもありながら一生懸命なまなざしに、ナゼだか胸が締め付けられる父親像。映像が目の前を通り過ぎる中で、そんな父親の存在をかみしめながら映画を観た。映画なのに、幸せになってくれ!と必死に思いながら観た。たしかに、イ・ビョンホンもウォンビンもチャン・ドンゴンもペ・ヨンジュンもいい男だろうな。目の前に来たら「やべ~~~」とテンション上がるとも思うよ。でも、あったかくて、味のあるソン・ガンホの世界は、どんなハンサム役者でも代わりになって表現することは出来ないと思う。

私の母親は美容師で、昔、美容院を営んでいた。そのせいか、今回の「大統領の理髪師」をの子役の男の子と自分がうっすらとかさなった。下町の美容師の娘だった私はというと、お客さんと仲良くなり、時に小遣いをもらい、空いてる時間にはみんなの使いっぱしり。大きなドライヤーの機械(今はもう見かけない)に頭ごとつっこんで髪を乾かしているお客様には大声で話しかけて、お茶をすすめた。また、近所の子供たちが七五三の支度をしに、うちに来て母親に着付けされ、化粧されている姿を見ながら、自分の順番を待った(当然最後)。美容院や理髪店は、客との不思議な関係が成り立っている世界なのだ。友達じゃないんだけど、無機質な間柄でもない。焼きたてのあんぱんが出る時間に、必ず買いに行かされ、仕事も中断してお客様とお茶している母親を眺めながら、よく母とその回りの人々のことを想像したりしたものだ。そんなノスタルジックな思い出に浸りながら、今週末からいよいよ「大統領の理髪師」が公開される。これを観なきゃ、韓国も日本も語れないと思う。

[アルバトロス・フィルム] | 固定リンク

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