2005.05.18

カンヌ映画祭

世界3大映画祭のひとつ、カンヌ映画祭が始まった。祭とつくだけあって、カンヌという田舎町はもうお祭り気分。しかし、バイヤーたちはそれを横目にシビアな買い付け行動に走りまくる日々が始まるということ。ちなみに世界中から役者、監督が集まって盛り上がる会場は下の写真の場所。
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このメイン会場にはまったく縁がないので、一般観光客の後ろから撮っただけで入場しておりません・・・地味なもんです。
この地下や、有名な豪華ホテルには世界各国から集まった映画セールス会社集まっているので、そちらでの商談がメインです。もちろん、別スタッフはスクリーニングにも行きますが、それはまたたいていが普通の劇場か、小さな試写室。メイン会場は途方もない金額で買われるであろう、コンペティション作品などが上映されるわけなんで、アルバトロスには今のところ静観。
で、その豪華ホテルのひとつが下の写真。
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カールトンホテル、という名前。部屋が大きいので、販売会社は高いお金を払いつつ、巨大なモニターやら、ポスターやら、資料を大量において映画を売っているわけです。
カンヌ映画祭のマーケットはバイヤーにとっては不評。いろんなホテルに販売会社が点在していて、下手なアポを取ってるとホテルからホテル、メインマーケット会場を走らなきゃいけなくなります。観光客が平和に歩いている道を、IDカードをぶら下げた人々が厳しい(?)表情で通行している状況なわけですね。
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しかし、最近はマーケット会場をメイン会場直結でつくったのでかなり楽になったのです。
カンヌ映画祭の派手な部分は全く関係なく、単なる買い付け出張ですから、この有名なリゾート地にいる感動は全くないです。
それにしても我々を含め日本人バイヤーたくさん来てました!久々な人に道で遭遇したりしてこれが有意義。といいつつ、皆さんコンペティターなわけで・・・。ちょっと時差ぼけ中、買い付け状況など、続きはまたすぐに書きます!

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