2005.06.13

ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踏団

昨日、新宿文化センターで「ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踏団」のパフォーマンスを見てきました。 題目は「ネフェス」(呼気)、ピナ・バウシュとそのダンサーたちがイスタンブールに滞在したときの経験を元に作られたもの。観た感想は、一言で言うなら最高!久々の鳥肌もんでした。大半で流れるトルコの音楽、その呪術的なリズムがこれまたすばらしい。世界中から集まったダンサーひとりひとりが感情、思考etc.を超絶的技巧で表現する。その切れ味の圧倒的な強度!舞台に張られた水溜りが不思議な雰囲気を醸し、その中での踊りも衝撃的。女性ダンサーはそのものすごい技術で官能性をも溢れさす・・・。だけど、すごく楽しく笑いも起こる舞踏でした。そういえば私の3人隣にピナ・バウシュ本人が座っておりました。ひょろっとしたした姿で独特の雰囲気がある人でした。いやはや楽しい2時間超のパフォーマンスだったなあ。今年は日本におけるドイツ年ということで、盛り上がっております。アルバトロスも参加。映画「青い棘」(公式サイトアップは少々お待ち下さい)の上映、そして先日、監督も来日しました。ダニエル・ブリュールもかっこいい。10月文化村で上映されます。お楽しみに!ネクロマンティックキラーコンドームビヨンド・ザ・リミット、とは違うものです。ドイツも奥が深い。アルバトロス・フィルム、アルバトロス・コア、両レーベルでお世話になっております、ドイツ。こんどはロマンをドイツで探してみよ。

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