2006.03.16

タイトル付けは難しい。

映画のタイトルで、邦題or原題、どちらで行くか決めるのは本当に難しい。

例えば、リリース予定の「テディです!」こちらの原題は、「READY TEDDY DEATH」。
日本語の「よーい、どん!」を意味する「READY STEADY GO」をダジャレ的にもじっている、くすっと笑えるタイトルなのだが日本語にできない。邦題では苦肉の策で、「テディDEATH!」=「テディです!」となった。
皆さん、気づいてくれたでしょうか・・・?

以前、ユーザーの論争の的となったのは「ベッカムに恋して」。
毎年女性誌で「絶対見ておきたい映画」の1本としてランクインする名作青春映画、なのだが、この一見ミーハーなタイトルに引いてしまうユーザーも多いという。
原題は、「BEND IT LIKE BECKHAM」=「ベッカムのミラクルシュートが強豪の敵を交わすように、人生の困難を切り抜けろ!」という超ポジティブな良い題名だったが、さすがにこれは日本語にできない。

あと、未公開ながらスマッシュヒットしたアルバ超オススメ映画「ダブルバウンド」の監督、鬼才アトム・エゴヤンの過去作でもいい例がある。
97年のカンヌ映画祭グランプリを獲得した「スウィートヒアアフター」。童話「ハルメンの笛吹き」をベースにした切なくも美しい映画。ただ、このカタカナの題名は少し分りづらい。

欧米の子供向け童話では、日本語で言う「~その後、幸せに暮らしたとさ」を「~THEY LIVED SWEET EVER AFTER」という決まり文句をよく使う。「HERE AFTER」も、ほぼ同義だけど、「来世」のことも指し、死も暗示するのでさらに奥が深い。この童話の雰囲気と生の儚さを表現した非常にいいタイトルなのだが、カタカナでは、なかなか伝わらない。

ちなみに、アルバトロスで一番ひねりが利いているのは、エロスタイトル。
これを楽しみにしてくれるバイヤーさんやお客様が多いのも事実。
面白い没タイトルも沢山ありますが、このお話はまた別の機会に!

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