2006.04.25

となり町戦争

昨日、約1年くらい本棚で眠っていた「となり町戦争」という本を読破した。

表紙の現実世界の儚さを思わせる写真と、各方面の批評家の絶賛コメントの帯にひかれて買ってしまった。本はDVDより平台におかれる可能性が高いからか、個人的にはジャケ買い率が高い気がする。

内容は、となり町との戦争に参加したが、最後まで戦争の実感がないまま、人が大勢死んでいく事実のみを知り、不安とその現実を受け入れていく主人公。読者が感覚で筋を追うようなエンタメ+社会派がうまく合わさった作品。

安部公房的な世界観もあり、舞台などでは、良さそうだ。

ジャケ買いで思い出しましたが、6月2日に発売されます「25名画の秘密」という作品は、弊社として珍しく(?)ケースにお金をかけた作品です!是非、発売されたら店頭で手にとってみてください。

また、内容も素晴らしいの一言。これまで観たことのある絵画の数々に実は、すごい秘密が隠されていた!というテーマで最新のCG技術を使って秘密を解き明かしていく作品。目からうろこな話ばかりで、本当に面白い作品です。製作国も日本ではあまり見かけないスペイン製作の映像です。

盤面や中面にも力が入っていますので、是非買って中を見てくださいね!

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