2006.09.21

言葉がインフレ、頭がパニック

いやー、秋ですね、素晴らしい天気が続いております。

先日、元永定正さんの美術展に行ってまいりました。抽象画の面白さを改めて実感。意味のない言葉と抽象画との取り合わせも、つい意味を求めてしまう習慣があほらしくなるのが気持ちよかったです。谷川俊太郎氏が彼の本の解説で、誰がの詩を引用してましたが、「ヴィーナスよ海の泡となれ、言葉よ音楽となれ・・・」云々だったような、よく覚えてないんですが、日ごろ使う言葉がうっとおしくなったときは快感でございます。何かを築き上げるのは疲れるものね。

そーいえば、岩井克人氏の本に、人は言語能力はあるが、はじめから話せるわけじゃないので、言葉は外部とあったような。やはり所詮は道具だと納得!!ものにできそでできない微妙なツールだなあ。

最近、キャッチコピーやら、プレゼンテーション文を書くときに頭を悩ますのは、そのせいなんだ!往々にして言葉の組み合わせが言語障害状態。気がついたら意味不明。気をつけます。流通しすぎた言葉の組み合わせも流通しすぎてるので、こりゃハイパーインフレか!頭の中は紙くずとなった紙幣が舞ってる状態。いや、まてよ、そもそも流通させてなかったりして。おーっとブログ内パニックにもなりかねないので、この辺でやめよう。

ところでヴェクスコア社ってのは、恐ろしく悪い会社なんだけど、どこにでもある大企業。ものすごーく正しいのかも。こういう所って究極の目的があって美しいなあ。まあ、つきすすむと確実に世界は破滅しますが。よっぽどの外部要因がないとパニックにならん。

私もたくましくありたい・・・

しかーし、パニックから生まれる斬新もあるのよ。そして企画書が今立ち上がる!!か?

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