2007.02.20
理想と現実
年始早々にガンプラを完成して早や1ヶ月半。次がなかなか進まない。今月中には完成させたいが、僕の悪い癖で、スタイリングで気になると改造せずにはいられない。でもそんな自分は結構好きである。
映像作品においてもその作品の本来の良さを引き出し、世に提供したいと願う。それが一般的に受け入れられなくても、一部の良いと思う人の気持ちを裏切るような演出ではなく、素直に・・・。でも一般的に受け入れられないということは=売れないものである。それでも良質の作品を自信を持って、素直なこだわりを持って提供していきたいと願う今日この頃である。
先日の2月10日から渋谷のシネマライズで公開がスタートした「善き人のためのソナタ」 これは僕的にとても素直に良い映画だと言える作品だ。数々の映画賞を受賞し、更にゴールデングローブ&アカデミー賞の外国語映画賞にWノミネート。ゴールデングローブの方は「硫黄島からの手紙」に持っていかれたが、アカデミー賞のほうはもしかするともしかするかも・・・。アメリカでの公開も歴代のドイツ映画などと比べてもずば抜けて良いということ!日本でも好調なスタートを切った。
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こういう作品に係われるというのはとても喜ばしいことだろう。
良質な作品ではあるが今の若い人にはどう受け入れられるのか・・・。でもきっとここで媚びることなく、本当に映画の好きな人に観ていただき、支持されることが映画の配給やソフトを提供するメーカーとして一番良いことではないかと最近つくづく思う。
ところで冒頭のガンプラ制作だが、社内の会議で「アルバ巻」に連載を検討することになった。好きなことで仕事に繋がるのは良いが、趣味が仕事になると個人的に嫌になるタイプなので、かなり不定期になる可能性大!あくまで映画の会社ですので観ていただく方の暇つぶしになればと・・・。
ご期待?ください。