2007.09.25

あの女優さんの隠れた名作

今週末より公開される『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』を楽しみにしている今日この頃。公開前から評判が非常に良く、K先輩の絶賛ぶりも手伝って個人的にすごく期待している作品です。

さて、今日はその『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』にちなんだ話題から・・・。

主人公のエディット・ピアフを熱演し、その演技が絶賛されているマリオン・コティヤール。TAXi』シリーズでタクシードライバーの彼女役を演じて注目を集め、ティム・バートン監督『ビッグ・フィッシュ』でハリウッドデビュー、『アメリ』のジャン・ピエール・ジュネ監督とオドレイ・トトゥが再び組んだ『ロング・エンゲージメント』ではセザール賞助演女優賞を受賞。最近では『プロヴァンスの贈りもの』でラッセル・クロウの相手役を演じ、まさに今、要注目の女優さんです。そんな彼女が実はアルバトロスでリリースしている『世界でいちばん不運で幸せな私』という作品にも出演しているんですよ。

この作品では、幼馴染みのことが好きなのに、無茶苦茶なゲームのせいでなかなか素直になれない勝気な女の子を好演しています。マリオンの小悪魔的かつキュートな魅力が全開です!

尚、劇中で『バラ色の人生(LA VIE EN ROSE)』が重要な意味を持っていて、様々なヴァージョンで流れるのですが、実はこの曲、エディット・ピアフの代表曲でもあるんですよね。偶然の一致というか、何だか運命的なものを感じてしまいます。作品はフランスらしいブッラクユーモアを効かせつつ、ファンタジックなラブストーリーで特に女性は必見の一作です!

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↑服の上から下着!?このヘンテコファッションの理由は本編でご確認下さい。

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幼馴染みの彼の結婚式に出席するシーン。個性的なドレスと髪形が可愛い!


ⒸNord Ouest Production, Studiocanal, Artemis Production, France 2 Cinema, M6 Films

その他にも、今はメジャーになった女優さんの意外な出演作が色々とあります。

例えば、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のエリザベス役がすっかりハマリ役となったキーラ・ナイトレイ。

『ドクトル・ジバゴ』(1965年アカデミー賞5部門を制覇したデビッド・リーン監督作品のリメイク版)では妻子ある医師と禁断の恋に落ちてしまう看護婦役で、17歳にして芯の強い大人の女性を演じています。

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『ベッカムに恋して』では女子サッカーチームのキャプテンで、男勝りな女の子役。ショートカットでボーイッシュな雰囲気。キーラも作品も爽やかです!

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そして『The OC』で大ブレイクのミーシャ・バートン。

『翼をください』という1978年にカナダで起きた事件を基にした衝撃作で、ミーシャが演じるのは、愛し合う女の子2人の新たなルームメイトになる新入生役。この頃はパジャマ姿も可愛らしく、まだまだあどけなかった彼女が今やファッションリーダーとして世の女性の注目を集めていることを思うと、「大きくなったのね~」と親戚のおばちゃんのような心境になります。ちなみに同性愛に苦しむ先輩役を『コヨーテ・アグリー』のパイパー・ペラーボが演じ、思春期ならではの繊細で尖った女の子の精神状態を見事に表現しています。

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最後は韓国を代表する若手実力派ペ・ドゥナ。

『プライベートレッスン 青い体験』という、こちらも思春期の性を持て余す若者たちの葛藤を描いた切ない青春ドラマ。ペ・ドゥナはキム・レウォン(『アメノナカノ青空』で人気沸騰!)の恋人で看護婦という役を演じています。激しいベッドシーンでも話題となった作品ですが、まさに“白衣の天使”なペ・ドゥナのナース服姿も拝めます。

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などなど、秋の夜長、お部屋でゆっくり好きな女優さんや俳優さんの出演作をDVDで鑑賞するのもまたよいのではないでしょうか。

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