アルバトロス・コア

2006.10.10

正義の味方??

秋晴れのさわやかな天気が続いていますが、アルバトロスからもさわやかな作品が登場!
その名も「フロッグマン」!!

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さわやかかどうかは別として、Yahoo WEBマガジン月刊Chargerにてバナナマンのお2人にいじっていただいています。

残念ながらこのコーナーも今月で最終回。
最終回にふさわしいこの「フロッグマン」。
ストーリーは、人間が垂れ流しにした産業廃棄物から染み出た科学物質により、ゲロゲーロのカエルが突然変異!!人間の傲慢な行為によって、望んでもいない力を授けられ、哀しい宿命を背負うカエル男が描かれています・・・。

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人間に悪さばかりするのですが、微妙な横飛び(?)がかわいらしくて、何故が憎めない愛嬌のあるキャラクターです。

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監督はコディ・ジャレットという無名ながら「タイムマシーン」などに携わり、「TITLE」(文藝春秋)などでインタビュー記事が掲載されたこともあります。他スタッフも「PLANET OF THE APES 猿の惑星」「ホワイト・プリンセス」などビックタイトルに携わる凄腕たち。
未公開でありながら、発売中のDVDには撮影風景や監督のコメントなどが特典映像として収録されている超豪華版!!

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しかも!!ニューヨーク映画&ビデオ映画祭で最優秀観客賞を受賞!!全米公開された作品なのです。
観客賞というのは、審査員だけで決めるものではなく、お客様が実際に観て投票するものなので、本当に楽しませてくれる作品でなければもらえない。
なのでおもしろさは保証済みなんです。
こういったおバカテイストの作品が好きな方には、たまらない1本になるはず!
この秋は「
フロッグマン」に決定!!

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2006.03.20

バナナマン!

現在、バナナマンさんとの映画紹介コーナーを企画中。
どういったものかと言えば、弊社で配給する作品の場面写真を使ってもらって、
それで勝手に4コマ映画を作ってもらうのだ!
初めての企画に、初めての試み。
かなりのドキドキだ。

記念すべき第1弾で取り上げていただいている作品は「アイスクイーン」。

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これは、日本版「雪女」。

氷河期に生息していたと思われる生命体、「アイスクイーン」を発見!
外見は人間の女性そのものなのだが、体温が低下するにしたがって姿は異形に変わり、
敵を凍らせ皮膚を切り裂いて殺してしまうような残忍なモンスターに!
そのアイスクイーンを乗せた小型飛行機が雪山に墜落。そこでアイスクイーンは目覚め、
しかもその時起こった巨大雪崩によってスキー場のお客さん、従業員は閉じ込められてしまう!
身動きが取れなくなった彼らにアイスクイーンの魔の手が忍び寄る・・・というお話。

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4コマを製作するバナナマンのお二人は、本作を観ていないので、
このストーリーとはまったく脈絡がないものが出来上がることは間違いない。
このホラー作品がどのような4コマ映画になるのか楽しみだ!


このコーナーはYahoo!の月刊Charger にて 掲載予定!
4月1日アップなので、お見逃しなく!!!


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2006.03.14

ビジュアル作りは大変!

只今、8月作品のビジュアルを製作中。

8月のコア作品は「ヴァンパイア侍」(原題そのまま)。
ヴァンパイアと人間のハーフである主人公の女性が、ヴァンパイアハンターとして活躍する映画だ。
吸血鬼はもちろん、サムライ、ニンジャ、ハラキリ、スキヤキなど日本の文化が目白押しの和洋折衷映画だ(スキヤキは嘘です)。

まさに「ブレイド」「キル・ビル」「エレクトラ」をかけて3で割ったような映画だ。
内容も凝っていて、製作者がかなり日本の文化、映画に影響されているのがわかる。
これは、アルバっ子にも一般の方にも(アルバっ子が一般人じゃないみたいですが・・)、ウケる作品になるぞ!

そこで大事なのがジャケットビジュアルなのだが、もちろんヴァンパイア侍がメイン。
刀を持たせつつも、ヴァンパイアのようであり、バックには月夜とコウモリが・・・。
キン肉マンの超人を考えるかのごとく、コスチュームも考え、デザイナーに提案。

だがしかし、それに見合う写真素材がなかった(そりゃそうだ)ので、こりゃ新たに撮影した方が早いということで、貸衣装兼撮影スタジオにデザイナーと出向きました。

もちろんヴァンパイア侍は女性なので、撮影のモデルも女性のデザイナーさんがやってくれました。
はかまを着せたり、生足を出させたり、時には胸パットを入れたり色々要求して、かなりはずかしめてしまいました。
私も1人の男なので、この責任は持ちましょうと思いつつ、なんとか撮影は終了。


そしてそして、先週ラフが上がってきたが、ちょっと迫力が足りない・・・!
それまでは想像の中で確信していたコンセプトが、実際あがってきたものをみると、少なからずギャップがあり、新たなるアイデアもわいてきてしまうという、デザイナーさん泣かせなアルバトロス。

しかし、そんな状況を打破してこそ数々の素晴らしいビジュアルが出来上がってきた。

そろそろ次のラフがあがってくる。
さてどんなビジュアルになるか・・・。アルバっ子の皆さま、映画と共にジャケットにもご注目ください!

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2006.01.25

テディベア☆

3月3日ひな祭り。アルバトロス・コアから「テディです!」がリリースされます!

セル先行でDVDがすでに発売中ですが、レンタルでもリリースされることが決定!
それにむけて現在、盤面などをチェック中。

これはイギリスの長閑な片田舎で繰り広げられるテディベア殺戮映像集。
かわいいテディベアだちが、様々な方法で苛められるんです。

鉄槌、コンクリートぐるぐる、炎の大回転、ギロチン、ロケット発射、レンジでチン!、時限爆弾・・・

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残虐行為の度に、飛び散る白い綿・・・
約50通りにも及ぶ、アイデア一杯の熊殺しパターンには、圧倒されちゃいます。

「ザ・シンプソンズ」「サウスパーク」「モンティ・パイソン」シリーズなど好きな方にはオススメですね。
ブラックユーモアと言えば、「モンティ・パイソン」シリーズが有名ですが、この「テディです!」も
同じイギリス製作なんですよ。

かなりの衝撃映像が軽妙な音楽とともに展開されて、その“淡々さ”が絶妙にユーモアを感じさせるんです。

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ブラックなものが大好きな方には、たまらない1本になるはずです!

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2005.08.09

キングスパイダー再び!

あらあら、もう1月作品の紹介ですよー。
レンタルマーケットの製作は2006年度に突入!
だけど、ビジュアルやらコピーやら、そして営業をしてると、あっという間にリリース日が近づいてくるもの。
早くも1月作品のジャケットの打ち合わせやコピー製作にはいっております。

そして、この月のコア作品は、2004年12月にリリースした「キングスパイダー」の続編だ!
前作「キングスパイダー」では、巨大なクモがハリウッドを襲い、米軍はロサンゼルスの街ごと原子爆弾で粉砕という、はちゃめちゃな映画であった。またCG全盛の時代に、あえてミニチュアで撮影するなど、マニアにはたまらない作品であった(それでも多少CGを使ってしまう中途半端さが憎めない)。

そして今作も同製作会社の完全なる続編である。
そして今度は世界最大のカジノ街、ラスベガスが巨大なクモに襲われる!そして米軍が投入したのは、最終兵器「メカデストラクター」という巨大ロボット。
巨大クモ対巨大ロボの頂上決戦がラスベガスを舞台に繰り広げられるのだ!
なもんでタイトルはそのまま「キングスパイダーVSメカデストラクター」。

撮影も前作を踏襲したミニチュア感たっぷりのつくり。
前作を超えるインパクトになることは確実!


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2005.06.27

12月作品タイトル決定!

そろそろ12月の作品のコンセプトを決めなければならない。

これから夏真っ盛りなのに、もう寒い12月のことを考えなければならないのだ。。なんていつもこんなことばかり言ってるかもかも。


12月の作品は、これまた初公開だが(ラインナップもタイトルも、このブログでの告知があいかわらず一番早い!)、コアから「MACHINE HEAD」、ロマンから「SILK LINGERIE」。フィルムは未定です。


まずは「MACHINE HEAD」。
その名の通り、頭に機械がついている哀しい殺人鬼の物語。
手術によって頭に機械をつけられた男は、動きが止まりそうになったら自分で頭のエンジンをかける。
するとブルブル体が震えて、パワー全開!
だがつねに体全体がぷるぷる震えてるので、ご飯のときは大変だ。芋の煮っ転がしも箸でつかめない。おじいちゃんご飯はさっき食べたでしょ!と思ったら食料はガソリン。アラレちゃんみたいだ。

こちらのタイトルは「マシーンヘッド」に決定。原題のままだけどインパクト充分。

お次は「SIK LINGERIE」。シルクランジェリーのあらわすとおり、下着屋さんの物語。
あるパーティーで衣裳を担当していたメラニーは、美しい女性たちの下着の見立てをするうちに、自分でも思わぬ欲望に火がついてしまう。。
もちろんセクシーランジェリーは多数でてくるだろう。下着マニアにはたまらない一品だ。

というこちらのタイトルは、「肉屋」「郵便屋」とリリースしているアルバトロスなのだから「下着屋」しかないでしょう。

今回はタイトルがすんなり決まったので、いつも以上にビジュアルに力を入れなくては!ビジュアルコンセプト会議は29日です!

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2005.06.10

お尻とメイド

早くも11月作品のタイトル会議である。

フィルムレーベルは現在は未定。コアは「RECTUMA」という作品。
これはなんと巨大なお尻!が、ロサンゼルスの街を破壊していくというもの!アルバトロスでは「キングスパイダー」という作品で巨大蜘蛛がハリウッドを襲っていたが、まさかお尻がくるとは!ホントにアメリカの突き抜けたおバカ映画は面白い!

そして、そのお尻を先導する役に、東洋人の女性二人が出てくる。さながらザ・ピーナッツのように歌いながら物語を進行させる。この「RECTUMA」完全に日本の「モスラ」にインスパイアされた作品だろう。
だからって、モスラをお尻にしなくても。。と思うのだけど、まあいいか。面白いし。
というわけで、タイトルは「モスラ」にオマージュを捧げつつ、「尻怪獣 アスラ」に決定!

モスラが糸を吐くように、アスラはオナラで敵をやっつける。まったく下品な必殺技です。
しかし、お尻がキングコングばりにビルを登る姿は、なんともいえぬ衝撃度!
アルバトロス・コアらしいモンスターパニック?です。ご期待ください!

そしてロマンは、10月リリースの「クライマックス刑事」に続くアルバトロス・ロマンの「ワーキング・ガール」シリーズ第2弾。今度の職業は今最も熱い、いや、最も萌えている「メイド」です!
メイドカフェやらなんやらで、最近は空前のメイドブーム!メイドを調べてみると、女の子たちも純情そうな子たちが多かったなあ。で、アルバトロスが贈るのは、ナイスバディの金髪メイド!純情そうなジャパニーズ・メイドとはまた違った魅力に萌え!です。
もちろん主人には従順ですが。
タイトルは「ハニーメイド」に決定。もちろん、金髪メイド(黒のメイド服)のジャケットです。
こちらもご期待ください!

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2005.05.06

「郵便処刑執行人」その後・・・

いやー、8月リリース作品の「郵便処刑執行人」のビジュアルには苦労しました。

以前のブログにも書きましたが、この映画はいつもやってる来る郵便配達人が実は殺人鬼だった!という日常に起こりうる恐怖を描いたホラー作品。その怖さをDVDのジャケットビジュアルにもださなきゃいけない!
ということで最初は、ドアからむりやり入ってくる配達人をイメージしてビジュアル進行されたのだが・・・。
これがなかなか迫力が出ない。しかもコンセプトがありきたりすぎて面白くない。。。

いつもは3月の末にはビジュアルができていなければいけないのだが、今回は1ヶ月遅れて4月末にやっと完成しました。
そのビジュアルはというと・・・。

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こんな感じにできました!
なんと郵便葉書で女の人が処刑されてるではありませんか!
部屋の鏡には、郵便屋さんの姿が・・・。
苦労の甲斐あってなかなかよくできたビジュアルだと思います。
デザイナーさんにも苦労をかけました・・・。

8月5日リリースですので、是非店頭でジャケットを確認してみてください!

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2005.04.26

教祖マイケル・ジャクソン!

ネバーランドの王様マイケル・ジャクソンが登場するビデオ「マイケル・ジャクソンinネバーランディング・ストーリー」のお知らせ。明日、フジテレビ朝の番組「とくダネ!」で本作が紹介されるんです。デーブさんがまたまたマイケルネタとして取り上げたいとのこと。うれしいじゃありませんか!映画に出たかいがあったというもの!?これで汚名挽回だ!?

しかし、ジャクソン被告どうなるんでしょうね・・・。有罪になっても無罪になってもマイケルはマイケルじゃないか。偉大な歌を世に送り出した偉大なるスター・・・。思い起こせば買い付けマーケットで「ネバーランディング・・・」のオリジナルチラシを見たときは驚いたなあ。やり過ごしてしまったあとでふと気付いて、マイケル?いやそんなばかな!彼がこんなところにいるはずがない、と思いつつ手にしたら、ホンモノじゃないか!!あの白い顔でにこやかな表情でドーンと!ウソー!いやいや、これはもう既に怒涛の日本人バイヤーがやって来てすさまじい競争になっているに違いないと勝手に納得しつつ、売り手に一応聞いてみた。「これ日本の権利開いてる?」答え「イエス」!!!!心臓バクバクしながらも、よだれを押さえて無関心を装いつつ「へええ」っと日本語で。チラシを胡散臭そうに眺めながら、マイケルのことなんてどうでもいいのだ、要はこれが面白いかどうかが問題なんだという態度で(実際それが大切でもありますが)臨み、「サンプルありますか?」答え「今はないけど、送るよ」と。おおう、はやる気持ちを抑えつつ、日本にやってくるであろうサンプルを待つことに。いくらなんでも見ないで買うのは危険すぎる。それまでに買われてしまったら仕方ない、と思う石橋者。そして届いたサンプルのチェック。おお、マイケル!いとしのマイケルがしっかりと!これがまたアルバにピッタリな内容!さあ、突撃だ、っとはやる気持ちをさらに抑え、深く静かに交渉は開始されたのであった・・・。そしてついにマイケルはアルバの手に落ちた、わけです。明日以降、「ネバーランディング・・・」のマイケルの全貌(かどうかわかりませんが)が現れる!ようになればいいなあ。ビジュアルがかっちり決まったらアルバトロス・サイトでお見せします。お楽しみに!

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2005.03.29

ビジュアルが決まらない!

先日、タイトルが決まらない!という話をしたが、今度はビジュアルが決まらない!!
それは何かと申しますと、これまた「mailman」こと「郵便処刑執行人」。
やっとこさタイトルが決まったと思ったのに、今度はビジュアルが・・・。
ちょっと前のブログで3案の中から選んだビジュアルを加工していくということだったのだが、これがいくら直して行ってもあんまりうまくいかない。ということは、やっぱり元のコンセプトが悪かったんじゃないかってことになり、最初からコンセプトを考える。デザイナーもがっくり。
すいません、コンセプト作りが不明確だった僕らがいけないんです。

アルバトロスでは毎月新作案内書というものをビデオ問屋やショップに向けて配布している。そこには今月の新作(といっても、営業用なのでビデオリリース3ヶ月近く前の作品)と次月の新作のビジュアルを載せている。
「mailman」は次月のアルバトロス・コアの作品として新作案内書にビジュアルを載せなければならないのだ。しかも入稿は31日。もう間に合わん。
ということはわかっているので、ここはイメージビジュアル(簡単な作品のイメージビジュアル。「郵便処刑執行人」の場合は、血まみれのハガキとタイトルロゴ)をつくりその場をしのぐことに。
逆に思わせぶりな感じなので、目を引くかも。
実はこの手法、「殺戮職人芝刈男」の時もやったんです。あの時もビジュアルが間に合わなくて・・・。
職業系殺人鬼はむずかしいんだろうか。
職業系殺人鬼ってだけで面白いので、さらに面白くするためにいつも以上のことをビジュアルに求めてしまう傾向があるのな。

さて、もう一度煮詰めなおして構成を考えなければ。
といっても、来週にはその次のビジュアルの打ち合わせがまっているのだ・・。
ちなみに今日はタイトル会議です。

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2005.03.14

郵便配達人の恐怖を出すには?

先日のブログで9月リリース作品のタイトルがやっと決まったのはお伝えしたが、タイトルが決まったと思ったら、今度はすぐにビジュアルの作成。
既にデザイナーにこちらのコンセプト、意向などは伝えてあり、先週の金曜日に第一弾のラフが到着。

「郵便処刑執行人」。基本的なコンセプトは、郵便配達人がドアから現れ、その配達人は実は殺人鬼だった!というような日常に突然訪れる恐怖を醸し出したい、というものである。
であるので、郵便配達人と住人がドアをはさんでいる場面をジャケットにしたい。あとは、その場面をどのように加工すれば、その恐怖が出てくるか、というとこである。ジャケットにもドラマ性を持たせたいのだ。

デザイナーからは3案の提案があった。

1つめは郵便配達人がドアの前に後ろ姿で佇み、ドアは少し開いてて住人の顔が見える。そして住人に見えないように、配達人は血のついたナイフを隠し持っている。停めているバイクの荷物からは死体がちらり。

2つめは、郵便配達人がドアの隙間から顔を出し、血のついた手紙を差し出しているもの。もう片方の手にはナイフが。配達人の顔はかなりアップになっている。

3つめは、郵便配達人がさらに家に入り込み、ドアをしめようとする住人もなんのその。既に半身を家に押し入れ、ナイフを振りかぶってまさに処刑をしようという瞬間。

というように、郵便配達人が、家に入る前、ちょっと入った瞬間、押し入って処刑しようとする瞬間の3パターンだ。

1つめの案はは思わせぶりなサスペンスチックだが、その分ちょっと大人しくなってしまう。

2つめは配達人がアップすぎて、住人の恐怖がいまいち醸し出せない。

どれもなかなかの恐怖だが、「郵便処刑執行人」というタイトルとの連動もあり、3つめの案を採用。何が怖いって、やっぱり処刑されることが一番怖いし、その分一番インパクトもあるでしょう。

あとはこのラフを加工してさらにインパクトのあるもの、そしてアルバトロス・コアらしさを出さなければ。

今週半ばのデザイナーとの打ち合わせでどこまで作り込めるでしょうか。
この経過はまたお伝えします。


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2005.03.09

映画見てふと思い・・・

暖冬なんてうそだった。あったかくてウレシイ。コート無しで歩けるなんて最高な気分。そういえばまだ寒い先日「レオポルド・ブルームへの手紙」という映画を観た。ジョセフ・ファインズがよかったなあ。つぶらな瞳と淡々とした表情も動きも惹きつけられた。青空の下を走るところもとってもカッコよかった。そして「オペラ座の怪人」もナイト・ショーで観た。豪華絢爛なシーン満載でとっても楽しめました。ジェラルド・バトラーがこれまたかっこよかったなあ。仮面かぶってるけど、口元、目がとってもセクシーでした。男性、女性ともに魅力を感じるような気がしました。内容は省くとして、この2人の主人公、共につらい過去をしょってたんですね、全然違う過去ですが、2人ともしょってる過去によってとっても不安定な状態。勝手に考えてみると・・・、最後には理性が勝ったパターンで、美しかった。囚人は手紙を書くという形式で自らを物語化して(いったと思う)、過去を切り離しつつ自分を取り戻していく。孤独な仮面の男は愛する人の存在によって他者を許していく・・・、などと考えたですがどうでしょう。そんな映画を思い浮かべながら、ついにタイトル決定!しましたアルバトロス・コアの「郵便処刑執行人」!!!この主人公、これまたつらい過去をしょってるんですね。つらい過去ゆえに(いやそんな理由ではないかもしれない)、恐ろしいことをいっぱいしてしまうわけですが、アルバトロス・コアの主人公たちには最後まで理性による人格形成はありません。突っ走って果てるか、生き残ってさて次はどうしてやろうか!?という無茶な人格ばかり。というか人間か?「案山子男」「殺戮職人芝刈男」「ザ・キャッチャー」「カンニバル・シスターズ」「ファウスト」「死神博士」「野獣ヒッチハイカー」の面々はかなり危険です!おおっとアルバトロス・コアにはもっとすごいイキモノたちがはやく出してくれと叫んでおります!お楽しみに!

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2005.02.18

ロボット戦争!!

只今7月リリース作品のビジュアルを製作中。
7月リリース作品は、フィルムレーベルから「デビルズタイド」(豪華客船を襲う不気味な生物の正体とは?!)、コアレーベルは「女子高生ロボット戦争」(女子高生の恋愛バトルがきっかけでロボット戦争勃発!!)、ロマンレーベルは「シスターオークション 背徳の尼僧」(聖母の真の姿は調教の母だった!)

そして今日は「女子高生ロボット戦争」のビジュアルをデザイナーと確認。学校を襲う巨大ロボット、操縦する天才女子高生、逃げ惑う学生たち、etc・・・と、以前伝えておいた要望を元にラフを作ってきてくれた。今日はそれのさらなる修正部分を相談する。今日見た段階でも、かなりインパクトがありおもしろいものができそうだ。

サンプルは既に観ているが、これがかなりおもしろい!「女子高生チェーンソー」「チアリーダー忍者」と、女子高生ものがあるが、クオリティはこの「女子高生ロボット戦争」がナンバーワンではないだろうか。いや、もともと特別なオンリーワンだ。

出演している女の子たちもみんなかわいい子ばかり!夜の界王拳は3回までだぞ!

それにしてもロボット映画って意外と多いんですね。いや、意外でもないか。「ロボコップ」から「アンドリューNDR114」「A.I」「アイ,ロボット」、今度は「ロボッツ」がアニメでやるし。ふと気付きましたが、ロビン・ウィリアムズはロボットものへの出演が多いですね。

日本のアニメも来月公開する「鉄人28号」があるし、「機動戦士ガンダム」「ゴッドマーズ」「マジンガーZ」・・・。どれも子供の頃に夢中になった名作ばかりだ。「エヴァンゲリオン」は最近パチンコ台が出ましたね。

あとは、この「女子高生ロボット戦争」でTシャツを作りたいなあ。

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2005.01.28

チア忍Tシャツ、ヴィレッジヴァンガード下北で発売!

根っからのアルバ人ならご存知だろうが、アルバトロス・コアの作品に「チアリーダー忍者」という作品がある。

ハッピー・バレー高校のチアリーダーたちが、「ヒマなカトリック母親会」というPTAみたいなところから、高校生の性の乱れの対象として敵視され、カンフーの達人の不良女子高生たちと対決させられる。
一度は不良女子高生たちに負けたチアリーダーたちが、忍者マスターのもとで修行に励み、「チアリーダー忍者」に覚醒!そして再度対決!その裏には世界征服を目論むミスターXの影が・・・。

なんて、あらすじを書いていても何がなんだかわからない。実際に本編を観てもかなりめちゃくちゃな内容。格闘シーンでは、なぜか「女だらけの水泳大会」なみにポロリ続出。パンチラシーンはなぜかスローモーション。そしてスタントマンのかわりにダッチワイフ・・・。

かなりバカらしいく、B級いや、Z級路線爆発だが、ここまでつきつめるとこの作品に対して愛情さえ芽生えてくる。実際に「チアリーダー忍者」で検索すると、映画好きな個人のブログでもかなり取り上げられている。まったく、こんな作品に注目するなんて・・・ありがたいです。そんなアルバ人たちの元気を少しずつわけてもらって、「チアリーダー忍者」みたいな元気玉が出せるのです。

と、話がずれてしまったが、その「チアリーダー忍者」をもとに、ロッキン・ジェリー・ビーン氏デザインでTシャツをつくったのだ!氏とは、「キラーコンドーム」のTシャツをデザインしてもらったが、それ以来のコラボレート。
カラーは水色、ピンク、黄、白、黒の5色。去年の9月に発売したが、かなり好評、只今量産体制に入っている。そのチア忍Tシャツが、今度ヴィレッジヴァンガード下北沢店にて販売されることになった。さすが、ヴィレッジ下北。商品の選別は一筋縄ではいかない。
今までは、アルバトロスのホームページでしか発売していなかったが、都内近郊に住む人は実際の商品を手にっとて見れるようになる。一緒にチア忍のDVDやその他アルバトロスのセルDVDも発売予定だ。お近くの人は、是非覗いてみてください。

なんともアルバトロスTシャツは結構好評を頂いており、その他「女子高生チェーンソー」XTrouperのコラボTシャツ(こちらは売り切れ)、「ボムシェルレイダー」Xout of actionのコラボTシャツ、アルバトロスオリジナルTシャツ。そして2月1日にはホームページで「桃色画報」XLaundryのコラボTシャツを発売予定だ。
まあ確かにメジャー作品のTシャツを着るよりも、コアなインディー映画のTシャツの方がかっこいいかなぁと思う。

Tシャツはリクエストが多いので、これからも作っていきたいと思うが、こんな作品(もちろんアルバ作品)のTシャツが欲しい、Tシャツに限らずこんなグッズが欲しいというのがあったらトラックバックやメッセージボード等に連絡ください。またアパレル関係やデザイナーのかた、コラボレートが可能ならばご一報ください。

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2005.01.07

6月作品タイトル会議

新年早々タイトル会議だ。
今回の3作品は6月リリースのもの。
フィルムは実世界と仮想現実を行き来する女アクションもの、コアは人喰い人種もの、そしてロマンはかなり本格的なハードコアエロスだ。

で、今回はコアのタイトル。
人喰い人種なので、ゾンビではないが、限りなくゾンビにちかい。原題は「TheGhouls」でGhoulsとはイスラム教国で、墓の中の死人の肉を食うという鬼のことらしい。

それもそのはず、「ドーン・オブ・ザ・デッド」の脚本家ジェームズ・ガン(「スクービー・ドゥー」シリーズの脚本家でもある。この2作の脚本家ってかなり器用な人というか、バラエティに富んでるというか・・・)が、「ドーン・オブ・ザ・デッド」の完成前にこの「The Ghouls」という作品に惚れ込み、役者として出演しているのだ(この人、脚本の他にもいくつかの作品に出演している役者もできる人みたい。ホントに器用な人だなぁ)。

この作品が、少なからず「ドーン・オブ・ザ・デッド」の製作のヒントになっているだろう。もちろんオリジナルは「ゾンビ」だが。

この作品の舞台LAで、ハリウッドの裏通りに人喰い人種がはびこる危険な地帯があるという、実際の都市伝説が本ネタ。ホントに裏通りで人間が食べられたという事件があったとか。
なんとも怖いお話だが、実際の映像もかなりスリリング。今年30歳なのに危うく失禁してしまうとこだった。

タイトル候補は色々出たが、全員一致でなんともインパクトのあるタイトルが。それは「ハリウッド人肉通り」。コアは最近はモンスターの名前のタイトルが多かったが、久しぶりにそれ以外でインパクト抜群かつ、そそるタイトルだ。

すかさず「ハリウッド人肉横丁」というのが出たが、「しょんべん横丁」みたいなので却下された。

というわけで、6月のコアタイトルは「ハリウッド人肉通り」に。
フィルムとロマンのタイトルは、また後ほど。

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2004.12.22

タイの人の名前

1月7日リリースのコア作品は「タキアン」というタイ映画。タイ映画で最近有名なのは「マッハ!」でしょうか。アルバトロスではかつて「シックスティナイン」というサスペンス映画を公開。この監督はペンエーグ・ラッタナルアーンという人で日本では他に「わすれな歌」「地球で最後のふたり」という作品が公開されてます。それにしてもタイの人たちの名前はなかなか読めません!ペンエーグさんはまだしも、タキアンに出てくる皆様の名前、ナンタワット・アシラポッチャナグン、アティットヤー・ディティーペン、ピパット・アピラックタナーゴーン、ルンラヴィー・バリジンダークン(「マッハ!」出演)、製作者の方はなんとソムサック・テーチャラッタナプラスート!!ですよ。おおおう、僕には無理だ!!!このブログに載せるためにももちろんコピペしました、ごめんなさい。1回見てすぐに言えたらあなたはかなりのタイ通間違いなし!ところで「タキアン」は森林ホラー。森を破壊してダムを建設しようとすると、森が人を殺し始めるという設定。「マッハ!」の製作会社ということもあってか、派手なシーンもあります。なぜか材木状になった大木がグワーっと空から襲ってきて人を潰すとか、川の水が突如人顔になってドドーっと迫ってくるとか。でも森に精霊が宿るというのは万国共通の伝説なんでしょうね。それにタイって仏教国なのだからか、日本の迷信ともよく似たところがあるような気がします。アジア全体が盛り上がると嬉しいですが、タイ映画、すごいパワーがあるのでがんばって欲しい。名前読めるようこれから練習だ!

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2004.12.21

コアな作品

「殺戮職人芝刈男」という3月4日リリースするコア作品のデザインを見つつ・・・。アルバトロス・コアはフィルムの次に立ち上げたレーベル。かつて「ネクロマンティック」「バーニングムーン」「キラーコンドーム」「ラットマン」「ザ・キャッチャー」などと個性豊かな作品をフィルム・レーベルで出してましたが、この手はやっぱりコアだからコアで出したいということになり、レーベル立ち上がりました。エロス作品もコアなファンがいらっしゃるかもということでコアから出しておりましたが、エロスはロマンだ!という真実なのかそうでないかわからない叫びにより、ロマン・レーベルが立ち上がりました。で新生コアの第1弾は「ビヨンド・ザ・リミット」という作品。これは伝説の残酷作品「バーニング・ムーン」と同じ監督。これはallcinemaONLINEでの投稿記事にもあるように超過激な内容。「ビヨン・ド・ザ・リミット」もそれは過激です。炸裂する頭など見ると目が冴えてくるかも。それを皮切りに出していったのが「女子高生チェーンソー」「チアリーダー忍者」「バーサーカー」「キングスパイダー」などなど。コアにもやっぱり色々あって怖いコア、楽しいコア、マニアなコアなどあるので、これからも色々刺激的なやつを出していきたいと思ってしまうアルバトロス。「殺戮職人芝刈男」はゴルフ場での色んな道具での惨劇もの。ホールカッターでどうする?芝刈機はどうやって?ボール洗いで?ううう。恐怖するのか、仰天するのか、あきれるのか、笑えるのか、はたまた・・・。

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2004.12.14

モンスターアイランド!

dvd今、2月発売作品の本番ジャケットを製作中。

すでに表1、表4などは完成しているので、あとは最終的な校正をして量産に入る。
2月4日リリース作品は、フィルムから「世界でいちばん不運で幸せな私」、コアから「モンスターアイランド」、ロマンから「ブランディーヌ甘い肉体」の3本。

コピーからビジュアルまでの流れは、ビデオ営業部の3名で毎月それぞれ担当を決めて進めていくのだが、この月の私の担当はコアの「モンスターアイランド」。
製作は最近は「ジャッカス」などで有名なMTV
主演は「最終絶叫計画」のセクスィー女優(セクシーではなくセクスィーです。小さなこだわりです)のカーメン・エレクトラ。この女優さん日本での知名度はイマイチですが、本国アメリカでは有名なセクスィー女優でもあり歌手でもある。米誌が選ぶセクスィー女優ランキングでも、ジュリア・ロバーツやキャメロン・ディアスを押しのけて上位に入ったことも。実はNBAのデニス・ロッドマンの元妻でもあります。
そしてなんと!バックストリート・ボーイズニック・カーター!カーメンとニックはなんと実名で出演。この二人が出演してるなんて、さすがはMTV。
その他「キャンプ」ダニエル・リタールが出演している。
まさに美男美女揃い。

「モンスターアイランド」はその名の通り、巨大モンスター大量出演のモンスターパニックであるが、モンスターの動きが独特。CGを使っているのだが、わざとコマ送り風にしている。ダイナメーションをリスペクトしてのことだと思うが、物語に出てくる博士の役名が、ダイナメーションの創始者、ストップモーションの神様ハリーハウゼンであることからそれが伺える。なんとも表現しずらいモンスターの動きであるが、観ればその面白さが一目瞭然、ダイナメーションファンにもたまらないはず!

そしてさらに注目すべきはカーメンちゃんの叫びっぷり。「最終絶叫計画」でもならしたその叫び声がこだまする!いや~、やっぱり絶叫するのはセクスィー女優でなきゃ。

なんとも盛りだくさんの「モンスターアイランド」であるが、ジャケットはこんな感じにできました。
このジャケがレンタルショップに並ぶのは来年の2月4日。それまでしばしお待ちあれ!


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2004.11.15

クモらないミラー

さて、そろそろ12月上旬リリースのビデオとDVDの出荷の手配をしなければ。。

12月の作品は、フィルムレーベルから「セックス調査団」コアから「キングスパイダー」ロマンから「ベルベットローズ」
「キングスパイダー」では販促兼販売グッズを作った。
アルバトロスでは、不定期ながらも、キャッチーな作品があり、面白そうだったら劇場未公開作品ながらも販促グッズを作っちゃいます。
だいたい、劇場未公開作品でグッズを作るなんてアルバトロスぐらいだ。しかもポスターや看板じゃなくてグッズ・・・。

「キングスパイダー」グッズもストラップやらマグネットやらの案がでたけど、最もグッときたのが「クモらないミラー」!クモだけに・・・。そうです。ダジャレです。面白くないですか?でも、いいんです!しかもカラーはスパイダーだけに皆さんご存知の赤と青・・・。怒られますかね?
でも、ちゃんとクモらない処理はしてありますよ。

だけど、このグッズ、結構評判がいいんです。
ホームページでのプレゼントやビデオショップでのキャンペーンくらいしか手に入らないので、希少価値が高い。興味ない人にはホントにいらないかもしれないけど、中にはコレクションしている人もいて、ホームページでのプレゼント募集の際には熱いメッセージを送ってきたりする。そんな人がいると、経費を使ってでもグッズを作り続けたいな~と思う。

今回の「クモらないミラー」は、「グッズがどうしても欲しい!」という希望にお応えして販売を開始。果たして売れるのかな~なんて思っていたけど、なかなかどうして、注文が続々!結構コレクターの人がいるんですね。

ちなみに過去のグッズはホームページから見れます。

只今「ホネツギマン」のグッズを企画中。
面白そうな案はいろいろ出てきています。

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2004.11.05

4月コア作品、タイトル決定!

タイトル会議の続きのお話。

先日のブログでお伝えしたタイトル会議が行われました。
今日はその中のアルバロス・コアの新作タイトルについてお話します。

原題は「BLOODGNOME」。
製作会社は「AMSELL」。「バーサーカー」「キングスパイダー」でおなじみのコアなモンスター作品ばかりつくる製作会社です。これを聞いただけで怪しさと変な期待が入り混じる方もいるでしょう。

「blood」=「血」、そして「gnome」は分からないので辞書で調べてみる。なになに・・「地の精<地中の宝を守ると信じられていた小人で、しわだらけの老人として表される>」とある。そして横には白雪姫にでてきそうな小さい老人の絵が。そういえば「ハリーポッター」にも出てたっけ。ふむふむ、要するに「残虐なノーム(gnome)」ということか。確かに海外のシノプシスは悪そうな小人のような生き物が載っている。地の精というには怖すぎますが・・。

そこでサンプルビデオを観ると、これが結構グロテスク。
私はサンプルを見る1時間くらい前に、近くのスエヒロの焼肉食べ放題ランチを上司と食べたもので、あまりのグロさに危うくリバースしそうになってしまった。お腹いっぱいの時に観ちゃいけないな。さらに、焼肉食べながら、上司が先日のMIFED(ミラノのフィルムマーケット)で買い付けた「狂牛病ホラー」の話をするものだから、ちょっと前兆はあったのかも。仕事柄グロいものにも慣れているんですが・・・。

異世界から来た「BLOODGNOME」たちが、その母親(こちらもグロテスク)のために人間という餌を狩ってくるという話。ただ、タイトルが「BLOODGNOME(ブラッドノーム)」では面白くない。コア作品であり、「インハビテッド」のような正統派モンスターホラーでもない。ここはインパクトのあるタイトルでなきゃ。

皆が会議で各々の考えたタイトルをもちよるも、いまいちピンとこない。中には「ラットマン2」なんて案も。「グロテスキー」は「ボヤッキー」みたいだし。

その中の一つに「ビクチム」とあった。「victim(犠牲)」のビクティムでは発音がつまらないので「ビクチム」。やつらは犠牲者を生むし、姿かたちもなんか「ビクチム」っぽい。ここら辺になってくると、もう感覚の世界に入ってしまう。
「ビーチク」じゃないよ、「ビクチム」だよ。

ただ「ビクチム」だけだとよく分からない。他の案に「ブラッドベビィ」というのがあった。
この「ベビィ」は「BLOODGNOME」たちを表していると共に、「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」の監督、ピーター・ジャクソンの伝説のホラー「ブレインデッド」のゾンビ赤ちゃんにオマージュを捧げたもの。よし、ではこの「ベビィ」を使おう!そして奴らが住む異世界は、暗い印象。
かくして「暗黒ベビィ ビクチム」に決定!声にだしてみるとなかなか語呂も良い。インパクトもある。ここにたどり着くまではかなりの時間がかかりましたが、とにかくタイトルは決まり!ふぅ・・・。

次は、コピーとジャケットの作製です・・・。ジャケットのビジュアルコンセプトも決めなきゃ。

フィルムとロマンのタイトル会議の模様はまたご報告します。

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