アルバトロス・ロマン

2006.08.21

来年1月ロマン作品

只今、2007年の1月作品のビジュアルを製作中。

例の如く、僕はロマン担当。

1月のロマン作品は、原題「TWISTED LOVE」。ねじれた愛?

監督は、アルバトロス・ロマンでは常連のロイド・A・シマンデル。「オークション」シリーズの監督で、最新作は11月2日に「ヴァージンオークション3 振袖の飼育」がリリース。

この作品は「ヴァージンオークション2 振袖の調教」の続編で、振袖をまとう金髪美女が、あっちでピシピシ、こっちでピシピシ、調教されまくります。

そして、ジャケットは誰もがあこがれる殿様プレイを表現。帯をクルクル、あ~れ~。

越後屋、そちもワルよのう。ちょいワルよのう。

いえいえ、お代官様こそ。

うはははは!

あ!すいません、1月作品の「TWISTED LOVE」の製作状況でした。

この作品は、なんとシマンデル監督が、実際に東欧のバルカン半島あたりで目にした人身売買の現実を映像化した作品なのです!

と、監督が言ってました!

モデルオーディションに行く女の子たちを捕まえて調教。そしてオークションへ。

そんな事が日常で行われている事を訴える、シマンデル監督の意欲作なのです!

ビジュアルは、鎖に繋がれた金髪美女のバックに、そのオークション事件が記事になった新聞が。。。

女の子たちのはかない表情が、訴えるものがあります。

タイトルは「スレイブオークション」に決定!

ご期待ください!

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2006.06.19

振袖の撮影

11月作品のビジュアルを作成中。

そして私の担当はロマンレーベル。そして作品はというと・・・

久しぶりにきました、ロイド・A・シマンデル監督の「オークション」シリーズ最新作!そしてタイトルは「ヴァージンオークション3 振袖の飼育」!

あの大センセーショナル作品、「振袖の調教」から1年ついに振袖ものが再び登場です!

しかも振袖だけでなく、シスター、女子校生など、全てのオークションが集う、まさに「六神合体ゴットマーズ」みたいな作品です!

そしてジャケの話ですが、前作のジャケは金髪美女の着崩れした振袖姿が大好評。

今回もそれに負けないジャケを作らなければならない。

案は3つ。

1つめは四つんばいになって、振袖がめくりあがってお尻がチラリのシーン。

2つめは3人の振袖美女が、縄で吊るされているシーン。

そして3つめは、誰もが憧れる殿様プレイでおなじみの、帯をクルクルとまわされて「あ~れ~。」となるシーン。これがジャケで表現できたら、かなり画期的だと思うのだが・・・。

で、「ヴァンパイア侍」に引き続き、私も撮影に同行。

今回もモデルはデザイナーの女性。

振袖を着せて、お尻をまくったり(もちろん下ははいてます)、実際に縛ったりと、今回もいろいろ辱めてしまいました。あの時、確かに鬼六の魂が私に宿っていました。

私は真剣に撮影の手伝いをしてたつもりなんですが、自分が見切れてる写真を見てびっくり。

自分でこんないやらしい顔ができるんだっていうくらい、多分人生で一番の、とびっきりのいやらしい顔してました。

逆にこんな自分の隠れた一面を出させてしまったデザイナーさんに、責任をとってもらおうかと思います。そんなに見ないで!

そして先日第一弾のラフがあがってきた。やはり、帯くるくるバージョンはなかなか難しいなぁ。それでもあきらめきれない私。とりあえず修正してもう一度検討する事に。

こんなに苦労してエロスのジャケット作ってるのはアルバトロスくらいでしょうか。

この努力が報われるような作品に作り上げますので、皆様ご期待下さい!

アルバトロスは、サッカー日本代表を応援します!

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2005.08.15

官能小説家

先日のブログで、アルバトロス・コアから1月にリリースされる「キングスパイダーVSメカデストラクター」を紹介したが、今度はロマンを紹介。

「ワーキング・ガール」シリーズと銘打った、働く女性のエロスシリーズは4作目。「クライマックス刑事」「ハニーメイド」「下着屋」ときて、今回は「官能小説家」だ。

官能小説家のジョセフィーヌ(それらしい名前だなぁ)が、隣の夫婦や行きずりの男と行為にふけってしまい、小説のネタにしてしまうというストーリー。

最近女流作家の活躍が顕著であるが、こちらのジョセフィーヌも負けてはいない。
ジャケットビジュアルは、机の上で小説のネタに悩んでいる風。かと思いきや、机の下ではちょっともじもじ。
優雅に泳いでいる水鳥の足が水面下ではバタバタしてるように、机の上と下では全く違うことがされているという、今回も男のロマン心をかきたてるシチュエーションになっている。

エロスのジャケットは、私と上司の趣味趣向にかなり偏っているので、世の男性の方々のココロに響いているのか不安でもあるが、きっと共感してもらっているだろう!

そんなことを信じつつ、今日もサンプルビデオチェック。


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2005.08.03

「下着屋」追伸

先月のブログでお伝えした、アルバトロス・ロマンから12月にリリースされる「下着屋」。

このジャケットビジュアルの結果報告をします。

「試着室で着替えるお客と店員」というコンセプトは変わらないが、迷っていたのは、新たな試みとして「ガラスに押しつけられるお尻」を表現するか、しないか。
今までは常に美しいお尻を扱ってきたアルバトロス。そんなアルバトロスがお尻を潰すのは、新たなチャレンジである。
だがしかし、ガラスに押し付けられたお尻は、男のロマンでもある。

結局、常に挑戦し続けるアルバトロスとしては、映画のジャケットでは誰もがやったことのないこのコンセプトに挑戦することにした。

そして上司と私がデザイナー会社に出向き、詳細を詰める。暗室で話していると、暗いしクーラーも利いているし睡魔が襲ってくる。
寝てはいかんとお尻をつねる。

試行錯誤し、すばらしい「押し付けられたお尻」ができあがった。ガラスの存在は湿気で表現。まさに熱気ムンムンの試着室だ。

この新基準のお尻は、12月2日リリースの「下着屋」のジャケットでご確認を!

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2005.07.12

12月作品ビジュアル打ち合わせ

今日はデザイナーとビジュアル打ち合わせ。

素材は先日ブログで紹介した12月リリースの2作品。コアレーベルの「マシーンヘッド」と、ロマンレーベルの「下着屋」だ。

「マシーンヘッド」はデザイナーから2案提示。

一つ目のコンセプトは、死んだはずの自分の頭にエンジンを付けられて、生き返らせられた男の哀愁が漂ったもの。
ガソリンスタンドをバックにホースを片手にはかなげな表情。食料はガソリンですから。
まさに五右ェ門の「またつまらぬものを切ってしまった」ならぬ、「またガソリンを入れてしまった」状態。懺悔ともいえる、そんな男の哀愁にぐっとくる感じ。
ブラックスーツに黒ネクタイ。まるで「コンスタンティン」みたいなかっこよさ。とは言いすぎだろうか。

もう一つは、ガソリンスタンドでガソリンを頭のエンジンに入れようともだえてる姿。
入れ口が見つからず、ガソリンじょぼじょぼ。アメリカ経済の低迷と、中東の戦争で値上がっている石油業界にはなんともったいと思われることか。

「マシーンヘッド」に関しては、1案目の「男の哀愁コンスタンティンバージョン」を採用することに。これからディテールに修正をかけていきます。

そして「下着屋」。これが論議を醸した。
シチュエーションは試着室で試着している客と、それを手伝う下着屋の店員。そしてバージョンは2つ。

一つ目は、かわいい女の子が身体をくねらせながらセクシーなスケスケ下着を試着。その横で手伝うセクシーランジェリーに身を包む店員。
その横には試着済みのランジェリーがあちらこちらに。
お客も店員もとてもかわいく、これまたうまくできている。

もう一つ目が、論議を醸した問題のビジュアル。
試着室というシチュエーションはかわらないが、コンセプトはマジックミラーから試着室を覗いているというもの。
つまり、ビデオ屋でビデオを選ぶお客様が覗き、ビデオジャケットが試着室の中という状態。
下着屋の試着室は、男の未開の花園なのです。

そこまでならいいのだが、私が出した条件は、「そのガラスにお尻を押しつぶしてくれ」というもの。
なかなか説明するのが難しいが、よくイメージビデオやアダルトビデオにある、ガラスにつぶされた胸やお尻を思い出して欲しい。
そして想像してみてください!マジックミラーで覗いているそのミラーに、お尻が押しつぶされているのを!
確かに形はつぶれて美しくないが、その生っぽさにムラムラくるのは私だけでしょうか。
いや、上司も同じ気持ちでした。
これを読みながらうなずく男性諸君もいることだろう。

しかし、常に美しいお尻を追求してきたアルバトロス。
いくらムラムラくるからといって、やはり美しいお尻は永久に不滅。
さらには、ガラスに押しつぶされたお尻をジャケットで表現することのなんと難しいことよ!

とりあえずこちらは保留。
1案目はほぼ完成されているのでディテールを修正すればOK。
2案目に関しては、私もデザイナー会社の現場に行き、再度チャレンジしてみます。
そしてできあがったものをもう一度比べようということに。

お尻って奥が深いね。。

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2005.05.16

ワーキング・ガールシリーズ!

先日のブログで、8月リリースの「ミルキィシャワー 快楽教室」のジャケットを公開したが、10月からアルバトロス・ロマンは「ワーキング・ガール」シリーズに突入する。

その名の通り、働く女性に焦点をあてたエロス・シリーズだ。現代の社会は、男女雇用機会均等法の施行もあり、多くの女性が社会で活躍している。そんな今だからこそ?職業別のエロス・シリーズだ。

第一弾は、原題「Passionate Deseptions」。女刑事モノである。セクシー刑事が事件を解決!とは、昔からある王道であるが、ジャケットはルパンの不二子ちゃんのようなナイス・バディの女性をイメージして作っています。

今後は、メイド、作家、下着屋さん、画廊のオーナー、ダンサーなどと続きますのでご期待ください。

しかし、タイトルはまだ決まっていない。。。私は、潜入捜査の「アンダーカバー」と美女の「カバーガール」をかけて「アンダーカバーガール」としたが、インパクトなくあえなく却下。
そこででてきたのが、「クライマックス刑事(デカ)」。なんともおもしろく、インパクトがあるけれども、冷静に考えようということになり、再考。

タイトル会議では、その人のあだ名を「クライマックス」にしよう!なんて盛り上がり、作品中のセリフも

「おい、クライマックス、捜査はうまくいってるか?」

とか変えたりして。。ちょっとやりすぎかな。

「太陽に吠えろ」の「ジーパン」や「ロッキー」みたいになってきた。
なんていうと軍団の人に怒られそうだが。。

ちなみにこのセクシー刑事はロス市警所属で、七曲り署ではありません。

早くタイトル決めないと、資料が完成しない。。再度の会議は今週です。

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2005.05.11

ミルキィシャワー!

先日のブログで、どこよりも早く8月5日にアルバトロス・コアからリリースされる「郵便処刑執行人」のジャケットビジュアルを公開したが、今日は同日にアルバトロス・ロマンからリリースされる「ミルキィシャワー 快楽教室」のジャケットビジュアルを公開しよう!

この映画はフレンチ・エロス。そして南国の島で展開されるトロピカル・エロスでもある。このトロピカル・エロスというと、昨年にアルバトロスからリリースした「ロストイノセンス 青の果実」、「ロストイノセンス 赤の果実」がある。
エロス映画といえば、ビジュアルはバックが黒や紫や赤などの色を使うことが多く、陰鬱な感じがいやらしさを増すという手法が多い。事実、アルバトロスの歴代のエロスのジャケットもそのような色彩のものが多かった。

しかし、その定説を覆すかのような試みが「ロストイノセンス 青の果実」であった。ジャケットは黒が基調どころか、爽やか過ぎるジャケット。舞台は青い海、白い雲、お尻丸出しで浜辺に横たわる少女たち。太陽がさんさんと照りつける真昼間のジャケット。エロス映画コーナーに並ぶと、なんとも異色でよりいっそう輝きを増したものです。

打って変わって「ロストイノセンス 赤の果実」は、夕日が映る海辺のシーン。空に映る少女のシャラポワばりの胸の突起がたまりません。

このシリーズは、エロス映画コーナーに新たなバリエーションを加えた記念すべき作品でした。

そしてそれをしのぐトロピカル・エロス「ミルキィシャワー 快楽教室」が8月にリリースされるのです。
舞台は南国の花嫁修業学校。そこでは、料理、裁縫だけでなく、妻になる為に必要なもっとすんごいことを教えてくれるところらしい・・・。というストーリー。

撮影は、フランス領のマルティニーク島。「フランスのハワイ」と言われるほどのきれいな島だそうです。

ジャケットも、海辺の青空教室でボードを使い図解で性を教える先生と、それを熱心に聞く生徒たち。ボードにはカラフルな鳥なんかがとまっています。

milky


先生の股間は、武田久美子風の貝殻パンツです。

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2005.04.11

マシュマロ!

先日のブログで、9月リリース作品のロマン・レーベルの邦題が決まっていないという話をしたが、それがついに(やっと)決定した!

そのタイトル名は「マシュマロエステ」!

原題は「SEX SPAⅡ:BODY WORK」、高級エステサロンで繰り広げられるエロスの数々。
エステサロンでのエロスというと「エステ・ド・ロワイヤル」「エステ・ド・ロワイヤル2 エンドレス」の2作品があるが、「エステ・ド・ロワイヤル3」にするのも芸が無い。しかも、内容は全2作を超えるエロス。
というのも主人公がフィリピン人なのだ。もちろん金髪美女も多数出演しているが、その中でひときわ目立つエキゾチックな魅力。Kaylani Lei(ケイラニ・レイ?)という女優さんで、アメリカンポルノで大活躍しているフィリピン出身のかわいい女の子だ。気になった方は、kayrani leiで検索してみてください。18歳未満は見ないように。
貴重な「人種のるつぼ」エロスである。

そしてなぜ「マシュマロ」かというと、マシュマロといえば、その色カタチ、感触からか女性の身体の表現に比喩されることが多い。本作もマシュマロボディの女の子たちが多数登場。それに、エステで使う泡がまるでマシュマロのよう。
まさに「ドキッ!マシュマロだらけのエステサロン」である。もちろんポロリも多数あります。

某セルDVD会社の話では、今年はアイドル業界でもマシュマロブームがくるらしい。
昨年、「ムーンライトレッスン」で洋画界でめがねっ子ブームを先取りしたアルバトロスではあるが、今年はマシュマロで決まりだろう。

「マシュマロエステ」、一度聞いたら忘れない、そしてまさにマシュマロのようにひとたび口にすればほのかな甘みがひろがるような、かめばかむほど味が出る、ロマンレーベルでは特異なタイトルである。しかもなんと想像力をかきたてることか!

ビジュアルもかなりこだわって現在作っております。ご期待ください!

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2005.03.18

南国エロス、再び!

今日は、先日の「郵便処刑執行人」のビジュアルに続き、ロマンレーベルの「Private Lesson」改め「ミルキィシャワー 快楽授業」のビジュアルの話し。

ロストイノセンス青の果実」「ロストイノセンス赤の果実」に続く南国エロス。

舞台は、とある南国の島(撮影場所は、「ロストイノセンス」シリーズと同じフランス領マルティニーク島)にある花嫁修行学校。生徒は良家のお嬢様ばかり。そのウワサを聞きつけた主人公(女の子:名前はクレモンティーヌ)が調査をするために潜入。そこにはフェロモンたっぷりの校長、逞しい男性教師や庭師、そして妖精の様に美しい女生徒たち。
酒を飲んでものまれるな、波に乗ってものまれるなというけれど、朱に交わればなんとやらで、クレモンティーヌは調査するはずが、その快楽授業に溺れていく。
というか、最初から調査する気があったのか?という感じ。
南国の開放的な雰囲気と、美少女たちの戯れが絶妙なハーモニーを奏でて、エロス度もかなり高い。

さて、そしてビジュアル製作になるのだが、テーマは「南国エロスの青空教室」。青空の下、ビーチに黒板を立て、セクシーな教師が体位やら何やらを説明。裸の女生徒たちが熱心に聞き入る、というもの。
既に第一弾のラフを見たが、絵にしてみると、これがなかなか面白いシチュエーション。生徒たちのお尻が5つくらい並ぶとそれはもう迫力満点。お尻をリスペクトするアルバトロス・ロマンは、最近のジャケットでは一つのお尻に入れ込んでいたが、やっぱりいっぱいあるのもいいものですね。
あとはこのビジュアルを作り込んでいく作業が続く。

学校ものといえば、前に「スクールオークション」という作品があったが、そちらは場所が教室だったので、ちょっと背徳の感じ(内容もオークションものなので)がしたが、こちらは青空の下だからかなり明るい雰囲気で新鮮です。ちょうど「スクールオークション」と「ロストイノセンス青の果実」を足して2で割った感じかも。
しかもこの「スクールオークション」と「ロストイノセンス青の果実」はどちらも大人気。
「ミルキィシャワー 快楽授業」も期待できそうです。

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2005.01.21

各国のエロス

以前このブログで、エロスのサンプルビデオの山を観まくったという話を書いたが、先日またまたエロスのサンプルビデオが沢山やってきた。

またもやアメリカのエロス。しかし、アメリカのエロスって迫力があるよなぁとつくづく思う。アルバトロスでは、アメリカの他にフランスや「桃色画報」などのイタリア、ドイツやベルギー、そして「ほえる犬は噛まない」「子猫をお願い」などで最近メキメキと頭角をあらわしているペ・ドゥナが大胆ラブシーンに挑んだ「プライベートレッスン 青い体験」という韓国エロスもある。

そんな色々な国のエロス映画を観ていると、エロスでもそれぞれお国柄があるんだなぁと思う。ポルノ文化が発達しているアメリカは肉体も爆裂だし、エロティックなシーンも迫力がある。
フランスはしっとりと美しく、ドイツはまじめ、イタリアは陽気・・・などなど。2月1日更新のアルバトロスホームページの今月のピックアップ「ムーンライトレッスン」を取り上げる時に同じことを書いてしまったが(更新はこれから)。

でも、しっとり美しくのフレンチエロスが好きな私はアメリカのサンプルビデオからもそのような感じのものを選んでしまう。とりあえず早く観なきゃ・・。

只今6月リリースの「ハリウッド人肉通り」のビジュアル製作中。人食い族は通りのマンホールから出てくるので、それをコンセプトに面白いものができそうだ。


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2005.01.13

場面写真選び

只今、5月作品のジャケットを製作中。
コピーや、表4(ジャケットの裏表紙)については以前ここのブログ(12/2のブログ)にも書いたが、その中の場面(シーン)写真について。

場面写真とは、表4に載っているその映画のいくつかのシーン写真のことだが、みなさんもビデオを借りる決め手の一つになっていると思う。
だからこそ、この場面写真選びも重要なのだ。

普通は、海外の製作会社からその映画の場面写真がROMなどに入って送られてくるのだが、送られてきたものに良い写真がなかったり、製作会社によってはそんな用意はされてなかったりする。
そんな時は、映像から抜くしかないのだが、またここから良いシーンを探すのも大変だ。

ジャケットは、ある程度インパクトのあるものに仕上げることは可能だが、場面写真は実際の映画のシーンなので、ある意味最もその作品を表していると言って良い。
かつ、そのストーリーをある程度明確に表さなければならないし、モンスターものによっては、正体を写真でどこまであらわすか、もある。当然インパクトのある写真で。
エロスなどは、そそる体位や表情等を選ばなければならない。

なんとも難しい写真選びであるが、今私が選んでいるのが5月リリースの「ヴァージンオークション 振袖の調教」。もちろん着物を着ている金髪女性の場面写真をピックアップしている。どんな写真かは5月3日のリリース日に、ビデオショップで表4を見てください。
かなりインパクトのある写真が並んでいます!だって、金髪に振袖ですもの!

そうそう、先週の1月7日の金曜に、新作が3本リリースされました!
フィルムレーベルから「スネークヘッドテラー」、コアから「タキアン」、ロマンから「螳螂」です。
どーぞご覧ください!

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2005.01.11

イタリア・フェスティバル!

イタリア・フェスティバルが開催されている!イタリアの文化、食、ファッション、観光などを紹介する盛りだくさんなイベント!ときた日には、アルバトロスとしては、イタリアン・エロスを紹介したい。といっても個人的なレベルでしかないけど、ごめんなさい。イタリア・・・陽気でオープンで、恋愛は情熱的、エロスにも熱がこもるお国柄、というイメージを持つ私。イタリアン・エロスは昔から日本人に合っていた。そういえば去年の11月、ミラノの映画マーケットに行ったとき、観光客向けではない素朴なレストランに入って食べました。とても美味しかった!カンヌとはえらい違いで、普通のレストランでもこんなに美味しい!といましょうか、日本人の口にもぴったり合うのですね!だものですから、きっとエロスも口に合うのかもしれない・・・。と話がそれましたが、イタリアン・エロスといえば、「青い体験」があった。大ヒットし、幼な系ならなんでもタイトルに青をつけたい衝動に今でも駆られるのは、年齢にあまり関係なく(と思いたい)この映画のせいですね。ちなみに韓国エロスなのに「プライベートレッスン青い体験」としたのは「プライベイトレッスン」(シルビア・クリステルなのになぜかアメリカ映画、そしてなんと撮影はヤン・デ・ボンだったのね!)も強烈な印象を依然放っているからでした。おっと、また話がそれました。「アマゾネス・プリズン」という強烈なのもあった。アルバトロス・フィルム配給だったのですが、allcinemaONLINEの投稿にもありますように、この裸体バンバンの作品がテレビ東京のゴールデンタイム!で放映されたのは奇跡的なことでした。当時の作品購入担当者様、相当苦労されたそうです。が、ものすごい視聴率だったというお話も聞いてます。そうそう、もちろんティント・ブラスは現役バリバリの巨匠です。彼の作品については何度か触れておりますので、ここでは割愛しますが、同じくallcinemaOMLINEの「青い体験」の投稿の中に、「アントネッリの腋毛が気になってしょうがない」、という方がおられましたが私も気になりました、というのもティント・ブラス作品の女性は自然のままの人が結構出てくるので。これはしかし多分、ブラスの趣味だという気もするけれど・・・。他にもいっぱいイタリアにはあります!皆様イタリア・フェスティバル+イタリアン・エロスで昼も夜も完璧かも。

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2004.12.08

5月作品タイトル会議

さて、もうタイトル会議の時期だ。
先月は、4月リリースのフィルムレーベルから「スパイラルコード」(二転三転でこのタイトルになりました。ハラハラドキドキの爆弾テロもの!)、コアは「暗黒ベビィ ビクチム」ロマンは「アンニュイ 昼下がりの倦怠」を紹介しましたが、今度は5月リリースの3作品。

その中で今回はロマンを取り上げましょう!って、私はいつもロマンばっかり取り上げてる気がするのですが・・・。
でもロマンも立派なアルバトロスビデオレーベル3本柱の一つだし、エロスは男のロマン。
というわけで、5月のロマンですが、今回のはすごいですぞ!
作品は、「スクールオークション」「プリンセスオークション」「プリズンオークション」などなど「オークション」シリーズでその名を轟かせるロイド・A・シマンデル監督の最新作だ!
アルバトロスのホームページメッセージボードにシマンデルファンからのメッセージが届くくらい、エロス通には有名な監督だが、本作のコンセプトはなんと着物!日本の伝統文化である着物がついに海外のエロスに進出!金髪なのに着物。そのミスマッチがたまりません。そして監督お得意の調教シーン!こんなエロス映画は今まであったのかというくらいインパクトのある作品だ。

それをふまえてタイトルを付ける。シマンデル監督の作品は「オークション」シリーズが有名だが、最近は「飼育の森」「ベルベットローズ」などシリーズを飛び出し新たなコンセプトで製作していた。だがしかし!根強い「オークション」ファンの要望に答え、約1年ぶりに「オークション」を復活させることに。そして1年前の最後の「オークション」が「ヴァージンオークション 背徳の物語」であり、かなりの人気があった。今作は、出てくる女の子たちがいつにもまして幼く、「ヴァージン~」に共通するところがかなりあったので、「ヴァージンオークション2」にすることに。その他の落選タイトルは、「着物オークション」は本当のオークションみたいだし、「おいらんオークション」は女の子たちは皆幼いのでおいらんのような妖艶さではない。「うなじオークション」は気持ちは分かるが意味がわからないので却下。
そしてもちろん着物であることを強調しなければ!というわけでサブタイトルを付けることに。ただ着物だとなんか色気がないし、女の子たちは皆若い。で、着物に代えて振袖という言葉を使うことに。着物と振袖じゃ種類が違うけど、振袖という言葉で、華麗さと若さを表現したかった。そして女の子たちを待っているのはいつにも増した調教。というわけで「ヴァージンオークション2 振袖の調教」に決定。

じつはこの「ヴァージンオークション2 振袖の調教」の着物は、監督が着物が無い!というものだから、アルバトロスの社員が下北沢の着物屋さんで買って送ったもの。こちらから着物エロスを作って欲しいと頼んだ手前、そのくらいは用意しようと。でも、マーケットで頼んで映画を作ってくれるなんて、気さくな監督だ。アルバトロスとシマンデル監督は仲が良いんです。その模様は以前ホームページの「今月のピックアップ」「スクールオークション」を取り上げた時に書いたので、よかったら読んでみてください。

本作のリリースは5月のGWの真っ只中。これからコピー、ジャケット製作に取り掛かるのでしばしお待ちください!

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2004.11.25

ロマンの匂い

ウイスキー樽をぶら下げたセント・バーナードになってしまいそうな状況が続く。男女の様々な快楽の営みを見続けるという禁欲的な状況。そしてマヒ状態。でもそののなかで探すからいいのかもしれないとも思う。アメリカ製だけではなく、フランス、イタリアどこでもそうなのだが、女優の魅力も大切だが、製作者のこだわり、監督のこだわりがエロス作品においてもポイント。どれも同じようなシーンとマヒしてしまいながら、おやっ、これは淫らな、とか、こんな角度からみせるのか・・・とか、一味違うインパクトを与え、そのエロスぶりに思わず身を乗り出してしまう作品ある。こだわりのある監督で有名なのはイタリアのティント・ブラス。アルバトロスでは最近の「桃色画報」、以前の作品では「郵便屋」「背徳小説第2章」という作品。この監督作品がアルバトロス・エロスのひとつの流れを決めてくれたといってもいいかも。彼は女性のお尻にこだわる。女性らしさとはそこだと言いきっているような映像。女性たちは基本的に明るく淫ら。登場する男性たちより女性たちのほうがイニシアチブを握っている。でももちろんやさしい。上下のナチュラルヘアがまぶしい・・・。監督はそれがとっても好きみたい。その匂い立つほどのエロス・・・。むむう・・・。
そうそう今選んでるのはアメリカ作品。イメージとしてはカラッとしてあんまり色気がないのかなと思いきや、たまにはあるんですね。しっとり美人がいてかつ日本的湿度を感じさせるテイストを持つ作品が。微妙な感じで説明しがたいのですが、というか単なる好みなのかもしれませんが・・・。発売作品でいうと「エステ・ド・ロワイヤル」や「デリシャスバニラ」「ブルーシャトウ」とかがそんな感じだと思うのですが。今回もストーリーの面白さとしっとり感を備えた作品を今のところ2本見つけました。お楽しみに。

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2004.11.18

サンプルビデオの山

先月マーケットがあったが、マーケットで気になった作品は日本にサンプルを持ち帰って、買い付けるかどうか再度検討する場合も多い。
また、海外の製作会社からサンプルだけ取り寄せて買い付けるか判断する場合もある。
特に劇場未公開作品は、絶えず山のようなサンプルをチェックしている。
なんせ毎月新作映画を3本リリースしているもので・・・。

先日上司が、「これを観てくれ!」と50本ほどのサンプルの山。何かと思えば全てエロス。
製作会社とは本数契約をする時もあり、今回もその中から数本買わなければいけない契約になってるそうだ。
アルバトロスは社長を除き、男性社員が上司と私の2人だけ。女性にエロスを何十本も観せるワケにもいかないし。
結局ビデオショップでレンタルするのは大半が男性だから、ここはロマン担当2名の腕の見せ所。

というわけで2人で手分けしてサンプルチェック。
結構急を要するので、1日ノルマ2~3本として、コメント、評価等をチェック表に記入し、選別してる最中。
チェックどころといえば、女優のクオリティ、濡れ場のハード具合、ストーリー、シチュエーション、目新しいコンセプトなどなど。。
アメリカの製作会社(「エステ・ド・ロワイヤル」など)なのでダイナマイトボディが多い。

でもこんなに立て続けにエロスを観ることがなかったので、さすがに感覚が変になる。
なんだかパソコンのマウスがおっぱいに見えたりして。ダブルクリックの連続。

5本連続で観たときは意識朦朧。
「寝ちゃだめだー!」
ウイスキー樽をぶら下げたセント・バーナードかと思ったら上司でした。

サンプルの山もそろそろ五合目。
意識朦朧の時に観たやつはちゃんと観直して、最後までしっかりチェックしなきゃ。

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2004.11.12

ロマンタイトル

先日のブログで4月リリースのコア作品のタイトル決定をお伝えしたが、今度はロマンの話。

原題は「ALINE」。その名の通りにアリーヌちゃんが主人公のフレンチ・エロス。
製作会社は、フランスのエロスで有名な「M6」。「M6」の作品は、当社リリース作品で「インモラルネクター」「ムーンライトレッスン」、そして2月リリース予定の「ブランディーヌ -甘い肉体-」などがあり、これまたお得意様である。

ヨーロッパの女優さんてキレイな子が多い。「ボムシェルレイダー」などのアメリカン・エロスも捨て難いが・・・。なんてったってダイナマイトボディ!ダイナマイツ!ダ、ダイ・・・すいません、取り乱しました。
しかしながらヨーロッパの金髪のスレンダーな女性は、まさに日本人好みである。この「M6」製作の作品も、なかなかどうしてかわいい女優さんが多い。このアリーヌちゃんもかなりキュート。やっぱりエロス作品はかわいい女の子でなくちゃ。

エロスのタイトル付けって簡単そうで難しい。まあ、どのジャンルも難しいんだけど・・・。エロスにおいては、あくまで映画なので、アダルトビデオのような直接的な表現を使うのはちょっと違う。だけど大人しすぎてもグッとくるものがない。奥からにじみ出るいやらしさ、じわじわとくる感じ。これが必要だ。

この「ALINE」、倦怠期のカップルの話。マンネリズムを打破するために色んなことをしちゃうのだが、そんな意味も含めてか、会議では「恋人たちの憂鬱」とか、また原題のままの「アリーヌ」とか。でも「アリーヌ」ってよくわからない。
そんな中、いつもの如くブレストに突入。で「アンニュイ」って言葉が出た。フランス語で「ものうい」「けだるさ」などの意味。んー、何かいやらしい発音。特に「ニュイ」が。僕だけでしょうか?ストーリーとの意味もあってるし。ただ「アンニュイ」だけじゃ寂しいので、サブタイトルも付けることにする。「アンニュイ」だけにけだるさの中のいやらしさが欲しいねって事で「昼下がりの倦怠」。ちょっと古風であるが、そのレトロ感が逆に新鮮。金髪なのに古風。このギャップに惹かれる。それに、ちょっと汗ばんでる感じがでてる。

かくして4月リリースのロマンのタイトルは「アンニュイ ~昼下がりの倦怠~」に決定!
あとは、フィルムレーベルのタイトル。実はこれが一番難しかったんです・・・。

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